『読書と私とflier book labo』vol.5 ~ 重松 翔吾さん編 ~

  

 フライヤーが主催するオンラインコミュニティ、flier book labo。「自分の可能性を広げる読書コミュニティ」をコンセプトに掲げ、さまざまな業種、性別、年代の仲間たちがオンライン上で集い、書籍の要約から得た気づきや学びを語り合っています。

 

 この記事では、flier book labo会員の方に「あなたにとってのlaboとは?」をインタビュー。flier book laboの楽しみ方は、人によって千差万別。みなさんそれぞれのイメージに近い楽しみ方がここから見つかれば幸いです。

 

 vol.5は、CLUB『ちきゅうとあそ部』の部長も務める 重松 翔吾さん(通称:しげちゃん)にお話を伺いました。 

人的ネットワークを広げる活動の一環としてbook laboを選択

外部環境に己を晒す必要性を感じていた



 ーーまずはしげちゃんの簡単な自己紹介と、book laboに入ったきっかけを教えてください。

総合家電メーカーで、B to B領域の営業部門でセールスマネージャーをしています。

 book laboに入会したのは1年ほど前です。きっかけは荒木博行さん(株式会社フライヤー アドバイザー兼エバンジェリストhttps://www.flierinc.com/writer/179 )がやっているフライヤーのvoicyチャンネルhttps://voicy.jp/channel/794 でした。その荒木さんがbook laboをやっていると聞いたので入ってみたんです。

もともと、自分の思考や可能性を狭めないためには外部環境に身を晒す必要があると感じ、ビジネススクールに通っていました。ですがそれとは別に、経歴も考え方もまったく違う人たちと語り合うサードプレイス的な場所も必要と考えていたので、book laboを知れたのはちょうどいい機会でした。

等身大の自分でいられる場所がbook labo



ーー実際にbook laboで活動してみた感想はいかがですか?



 めちゃくちゃハマりました。自分の取り組み次第でいくらでも興味の範囲を広げられるところが気に入っていて、TALK、LIVE、CLUBの全てのコンテンツを積極的に活用しています。

 book laboでは、等身大の自分でいられるのが心地いいんです。例えば仕事だと、肩書きや責任があるのでどうしても建前で話さないといけない部分がありますが、book laboではそれがないんです。お互いに経歴も何も知らないからこそ、本音で話ができます。

 仕事のときの心がスーツにネクタイだとすれば、book laboではTシャツ短パンにビーチサンダルくらい飾らない姿。今や自分の生活にとってなくてはならない場所です。

❏TALK、LIVE、CLUBの活用方法

TALKは自らの思考力を鍛える場


ーーTALK、LIVE、CLUBの全てを活用してくださっているとのことですが、それぞれどんな使い方をしていらっしゃるか教えていただけますか?



 TALKでは、パーソナリティ(さまざまな領域で活躍される著者や有識者)が本をベースにした話題を20分ほどの音声コンテンツとして配信してくれています。

 TALKで受けるインプットはパーソナリティの方々からいただけるギフトで、TALKは思考力を鍛える場だと考えています。なので、いただいたインプットをもとに自分が何を考えるかを重要視していますね。TALKを聞くと、内容に対してどう感じたか、どこに課題意識を持ったかなどの新しい問いが生まれ、世界に向けるアンテナも鋭くなっていくのを実感できます。

 さらに、laboではパーソナリティにコメントをできる仕組みがあるため、私は可能な限り自分の意見をフィードバックするようにしています。そうすることで感謝の気持ちを伝えると共に、感じたことを自分の言葉で伝えるんです。それに対してまたパーソナリティがメッセージを返してくれることもあり、双方向に広く深い思考の文通ができているなと感じます。

 ちなみに私は、ランニング中にTALKを聞くのが好きです。20分という時間も運動にちょうど良いですし、走りながら眺める風景と配信者の熱のこもった言葉があわさって、内容が頭の中にスッと入ってくるのでおすすめですよ。

LIVEでの「意見交換」は人間を豊かにする営み


ーーLIVEはいかがですか?




 LIVEは月に一回の全体読書会で、1冊の本をテーマに、パーソナリティと荒木さんのファシリテーションで進行します。本から得られる理解や問いなどをパーソナリティと荒木さんが立ててくださり、その問いについて参加者でグループに分かれて話し合いを行う。意見を出し終えたらグループの代表者がそれぞれ発表する、というのが大まかな流れです。

ーーTALKが思考力を鍛える場なのに対し、LIVEは意見交換の場なんですね。

 そうです。様々なバックグラウンドを持つ人たちと話し合いを行うので、自分一人の頭だけでは考えられないことや、自分とは違う視点での意見を聞くことができるので楽しいですよ。

 ディスカッションには当然ながら正解というものは存在しませんし、メンバー間で意見を統一する必要もありません。ですが、それぞれの意見の中から共通項を見出し、全員が納得できる結論を導き出す行為と過程は、それ自体が人間を豊かにする営みなので貴重な機会だと思います。
 同時にLIVEは、他者にどれだけ自分の意見をわかりやすく伝えられるかを試せる場でもあります。大勢に対するプレゼンテーション能力や、参加者たちが話しやすい雰囲気を作るためのファシリテーション能力が磨かれますよ。


CLUBはお互いを励ましあい切磋琢磨できる部活動


ーーCLUBはどのように使われていますか?


 CLUBは興味関心がある部に参加してメンバーでディスカッションしたり取り組んだりする、まさしく部活動のようなものです。私自身も『ちきゅうとあそ部』という部を立ち上げて部長を務めております。

 同じ価値観を持った人たちが集まり、お互いを励まして切磋琢磨していけますし、私は部長という立場もあるので、コミュニティの運営という点でもいい経験になっています。

 それに、今のコロナ禍ではなかなか人と集まって何かをする場も少ないじゃないですか。こんな状況下でもオンラインを通じて仲間と集まれるのは純粋に楽しいです。

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「大人が何かに熱中して楽しむ場所を作りたい」と立ち上げた『ちきゅうとあそ部』

「探究=遊び」「自己研鑽=地球環境」 別軸で考える必要はない

ーー『ちきゅうとあそ部』はどういう経緯で立ち上げられたのでしょうか?


 私の持論に「探究と遊びは同じ」というのがありまして、大人がまるで幼い子どものように素直な気持ちで何かに熱中し、遊びの感覚で探究できる場があるといいなという思いで立ち上げました。

ーーそれでCLUBの名称も『あそ部』なんですね。具体的にどういうことをするんですか?

 自分自身と向き合い学び続ける姿勢を保つためには、自分を「健康」という軸で支えていく必要があります。そこからさらに考え方を広げると、自分と健康を支えているのは、地球そのものです。
 地球に住む共同体として、共通財産である地球を大事にしていくことを「自分の健康」と同じ軸で考えられないか。そしてそれを難しく捉えるのではなく、「遊び/探究」を通して考えられたら最高だよね、というのが『ちきゅうとあそ部』の思想です。
 例えば、走りながらゴミを拾うプロギングや、生ゴミを肥料の土に変えるコンポストのように、「自身の健康や生活と、地球への負荷を別軸で考えない。両立する方法を探そう」という思想のもとで、新しいソリューションを提案し各々で実践するのが『ちきゅうとあそ部』です。

プロギング(ちきゅうとあそ部のinstagramより)
https://www.instagram.com/p/CGufqpsgP7p/?utm_source=ig_web_copy_link
コンポスト(ちきゅうとあそ部のinstagramより)
https://www.instagram.com/p/CG2D9OgAYha/?utm_source=ig_web_copy_link
 

自己開示によって醸成される心理的安全性



ーー過去にインタビューを行った『ちきゅうとあそ部』のメンバーのみなさんからは、活動を非常に楽しんでいらっしゃる印象を受けました。メンバーにとって心地いい環境を築けている要因はなんだと思いますか?

 心理的安全性と、自己開示のしやすさですかね。
 みんなもとから友達だったわけでもなければ血縁者でもなく、お互いのことをよく知らない状態で出会うわけじゃないですか。ビジョンだけに共鳴して集まった上で自己開示をするので、中途半端な知り合いよりも気兼ねなく思いを吐き出せるんだと思います。
 自己開示がしやすい文化がすでに醸成されているので、新しいメンバーが入ってきても難なく互いを受け入れられます。こういった心理的安全性の高さゆえに、提案や意見交換が自然発生しやすく、安心して活動を楽しめる環境になっているのではないでしょうか。

次がどうなるかわからないワクワク感を楽しみたい

ーー今後、『ちきゅうとあそ部』やbook laboでどんな活動をしていきたいですか?

 『ちきゅうとあそ部』では明確に「こうしたい」といったプランはないんです。具体的に目標を作るより、メンバーの今やりたいことを尊重し、それに挑戦する場と文化を提供し続けたいと思っています。次がどうなるかわからないワクワク感も楽しみたいですしね。
 book laboについても、これからもそれぞれのコンテンツをフルに活用しつつ、思考力を鍛えたり、書籍について語り合ったりするのを存分に楽しみたいです。

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ちきゅうとあそ部のみなさんが、ちきゅうと遊んだ写真集
ちきゅうとあそ部のinstagram 
https://www.instagram.com/playwiththeearth/  より


編集後記
読書好きがオンラインで繋がる唯一無二の読書会コミュニティ、flier book labo。今回はしげちゃんをお招きしてお話を伺いました。今目の前にあるワクワクをbook laboで楽しみたいと、明るく語ってくださいました。
flier book laboにご興味ある方は、以下リンクからlaboの紹介ページに飛べます。まずは気軽に覗いてみてください。

https://labo.flierinc.com/about