ビジネスにおいては「理想」だけでは上手くいかない現実がある。
そんな現実を前にどうすればいいのか?
教育者・哲学研究者で『世界は贈与でできている』の著者である、近内悠太さんにお話をお伺いしてみました!
近内さんによると「現実世界とは違う、よき夢を一度見てみることの大事さを感じている! 理想と現実のギャップこそが、新しい社会やサービスを検討する大事なヒントになるのではないか」とのことです――。
こんにちはヤッシーです。
今回は2022年10月14日開催のランチセミナーをlabo内のみなさんにも展開します!
「心を整える哲学 ~信頼はどこからやってくる?~(ゲスト:近内悠太氏)」
▼当日のキーワード▼
00:00 ◆オープニング(flier book campのご紹介)
【10月募集】心を整える哲学の部屋~信頼はどこからやってくる?~(講師:近内悠太氏)募集開始!
02:56 ◆ 近内さん登場と自己紹介
デビュー著書の『世界は贈与でできている:資本主義の「すきま」を埋める倫理学』について
ビジネスの世界では「贈与」や「弱さ」「信頼」などを考える必要はあまりない。だけど日常生活では考えたりする。
04:50 ◆なぜ「信頼」を今考え直したいのか?
・そもそも「信頼」と「安心」の違いとは
「信頼=傷つけることができるにも関わらずしない」
例えば夫・妻が浮気をしないとか
「安心=仕組みとしてそれが出来ないようにする」
例えば会社の経費精算とかで不正が起きないように領収書(エビデンス)を求めるとか
『安心社会から信頼社会へ』を参考に
150人を超えてきたところで「信頼」だけで組織が回らなくなる。「安心」を担保するためのエビデンスなどの仕組みが必要になる。つまり組織は私を信頼してない。規律とか上下関係とか官僚的な組織は「信頼」ではなく「安心」を担保する
ビジネスにおいては「信頼」だけでは上手くいかない現実がある。だからかこそ、現実世界とは違う、よき夢を一度見てみることの大事さを感じている!
そここそが新しい社会やサービスを検討する上で意外と大事なヒントになるのではないか?
一般的なビジネス系講座では
「この本の意味は〇〇」という正解がある
でも近内さんの講座には正解がない
「共感」、「疲労」、「生きづらさ」など
27:30 ◆ 皆さんへのコメントへの返答など
・「信頼」と「依存」について
・定義しようとするとするほど、大事な考え方が逃げている
そこをもう一度考えのが哲学
・傷つくリスクを侵さないと、「信頼」は得られない!
・社会のシステムとしては「信頼」無しでも社会が上手く回るようにしている。でもデータやファクトを揃えた「安心」だけでは、「生きた心地がしない」のが人間
・人間はファクトフルネスには生きることは出来ない
・今囚われている現実から、夢をの世界を追いかけるには
・遊び心とは
「遊び」は再現性はない、
ビジネスでは再現性はないものはスケールしない
だけど「遊び」はなぜかビジネスとして大きくスケールする
43:12 ◆事務局案内
47:00 ◆終わりのコメント
◆近内さんからのコメント
「ビジネスシーンで考えれれていることが
なんか違うんじゃないのかとモヤモヤと考えている人へ」
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▼【限定35名】近内さんと一緒に哲学を考えたい方はこちら▼
【10月募集】心を整える哲学の部屋~信頼はどこからやってくる?~(講師:近内悠太氏)募集開始 ーーーーーーーー
【ゲストスピーカー】
近内 悠太(ちかうち ゆうた)
1985年生まれ。教育者・哲学研究者で、リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。専門はウィトゲンシュタイン哲学。
デビュー著書は『世界は贈与でできている:資本主義の「すきま」を埋める倫理学』(第29回山本七平賞 奨励賞、紀伊國屋じんぶん大賞2021 第5位/2020年3月13日発売)。
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この動画は....
2022年10月14日開催
【無料セミナー】心を整える哲学 ~信頼はどこからやってくる?~(ゲスト:近内悠太氏)
10月25日までの限定公開です。
◆イベントのグラレコ◆
◆「イベント・哲学・信頼」/ campについてもう少し知りたい◆
campの内容についてもう少し詳しく知りたい場合は、是非以下もお聞きください。
▼Twitterスペース セミナー振り返りトーク(音声45分)
flierの「オカ」とセミナーでファシリテーターをした「くぼあやさん」とで、セミナー後の振り返りトークをしております。
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