取引先や上司や友人やパートナーなどに対して
「どうしても説得したい」「絶対に断られたくない」
そう思って話すほど、上手くいかないという経験はないでしょうか?
その原因は相手から無理やりに「Yes」を引き出そうとしているからかも知れません。もし無理やりに「Yes」を引き出してしまうと、相手は誘導尋問されているように感じてしまいます。もし相手が少しでも不快感を感じてしまえば、こちら側の願いが叶うことは絶対にありません。
《説得や交渉で大事なことは、相手からNOを引き出し、相手からの「No」に隠された本心」をしっかりと見極めること》
こう指摘するのは、元国際連合(United Nations)紛争調停官として、コソボ、東ティモール、イラクなどの紛争解決に従事し、「この人が来れば調停は終わる」という意味で“最後の調停官”と言われた、島田久仁彦さんです。
争いの原因になる不満や不快感は、理屈の問題だけではありません。それは相手も自身で気づいていない「本心」に起因しているかもしれません。そこには、もしかすると相手のプライドやトラウマ、嫉妬、人生観などが絡んでいるかもしれないからです。相手の言いづらい本心をしっかりと受け止めた上で、問題の原因を一緒に解決していくスタンスに持っていったほうが、建設的な話し合いの第一歩になります。
今回のflier book campでは、複雑な利害関係が絡む話をまとめ上げてきた島田久仁彦さんと「人間の本心」について考えていく予定です。最初は私達が普段の仕事やプライベートで抱えているコミュニケーションの悩みをベースに、参加者の皆さんの興味関心に合わせて話し合う内容を変える予定です。
開講を記念して無料ウェビナーも開催!
2022年9月8日(木) 12:00~12:45
【登壇者】島田久仁彦さん
【ファシリテーター】久保彩
▼ウェビナーのアーカイブ動画はこちら
※9/25締め切りの限定公開 ▼フライヤースタッフによる、セミナー感想トーク「twitterスペース」
※Twitterで聞ける音声配信です。40分程度
https://twitter.com/oka_ch_/status/1569189616045129728?s=20&t=ZiDh6oAZTW2QQg-6xsHxbA
■こんな方におすすめ■
・説得などのコミュニケーションが苦手な人に
・営業マンや社内調整などで悩まれている方へ
・相手の(そして自分の)本心を見抜くことに興味のある人
■講師:島田久仁彦さんより■
「交渉とは、高尚なものではない。」
私たちは日々生活をする中で必ず交渉を行います。
交渉相手は時に自分の家族や友人であり、上司や同僚であったり、商談の相手だったりします。
その相手に対して、自分の素敵なアイデアや考えを伝え、理解し、実現に動いてもらうために、皆さんはどのような工夫をされているでしょうか?
または、どのようなジレンマを抱えているでしょうか?
自分のアイデアをプレゼンテーションしているときのシーンをできるだけ具体的に思い出してみてください。その時、あなたはどのような伝え方をしているでしょうか?
すごく一生懸命に準備を行い、データも集め、素晴らしい提案を作り上げて、自信をもってプレゼンテーションに臨んだのに、参加者、特に上司の評価は今ひとつどころか、まったく評価してもらえていないように感じて唖然とする。そんな経験はないでしょうか?
うまく行かなかった時、相手に自分の考えが伝わらなかったとき、あなたはきっと「何が問題だったのだろう」と必死に分析をされたかと思いますが、それはどのような視点からの分析だったでしょうか?
そもそも“答え”は見つかりましたか?
私は人の生死を左右する交渉から、国境を越えたビジネス上の紛争解決、そして個人が抱えるとてもプライベートな悩みの解決のお手伝いまで行ってきましたが、もし一言で“私がすること”を言い表すとしたら、『あなたのそのアイデア、もっとこう言えば相手の心に刺さるのに』をお手伝いする仕事です。
今回のcampでは、皆さんお一人お一人とのやり取りを通じて、交渉とコミュニケーションの奥義を一緒に探してみたいと思います。
その旅にぜひお付き合いください。
■講師■
島田久仁彦(しまだくにひこ)
国際交渉人・紛争調停官・地政学リスクアドバイザー・危機管理コンサルタント
1975年大阪府生まれ。(株)KS International Strategies CEO。1998年同志社大学法学部卒業。2000年アマースト大学を卒業(政治学・国際関係学)。2002年ジョンズ・ホプキンス大学大学院にて国際学修士号を取得(紛争解決・国際経済学)。
1998年より国連の紛争調停官としてコソボ、東ティモール、イラクなどの紛争解決に従事。紛争地での人権保護、女性の権利向上、アフリカ開発などの調停も行う。2005年に日本政府に任用され、環境省国際調整官として日本政府代表団の地球温暖化交渉時にリード交渉官と交渉議題の議長を歴任。その後、2016年3月まで環境省大臣官房参与を務め、2018年3月まで経済産業省大臣官房参事として気候変動・エネルギー問題の交渉に携わった。
2011年に独立してからは、国内外の政府に対して環境・エネルギーおよび安全保障問題についてのアドバイザーや、丸紅やハネウェルジャパンなどの民間企業のコンサルティングを行うほか、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、オックスフォード大学など国内外の大学・大学院などで交渉プログラムのインストラクターを務めている。またFBIの危機交渉チームのアドバイザー兼インストラクターも務めている。
2021年4月よりへいわ創造機構ひろしま(HOPe)のプリンシパル・ディレクターとして、核兵器が存在しない持続可能な未来づくりに従事。
現在、無敵の交渉・コミュニケーションと国際情勢の裏側について解説するメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』を毎週金曜日発行中。
著書に、『交渉プロフェッショナル―国際調停の修羅場から』(NHK出版)、『最強交渉人のNOをかならずYESに変える技術』(かんき出版)など
■campカリキュラム■
※全体進捗、興味関心を踏まえて、内容は柔軟に変えていく可能性があります。
■定員■
約35名
定員になり次第募集終了とさせていただきますのでお早めにお申し込みください。
■価格■
・月額料金:16,500円(税込)×4ヶ月
・4ヶ月合計:66,000円(税込)
※4ヶ月の途中解約はできません
※講座終了後、flier book laboプラン(5,500円/月)は自動更新となります
(退会希望の場合は、月の最終営業日17:00までにご連絡ください)
・お支払いタイミング:毎月1日
・料金には以下のサービスを含みます。
①オンラインプログラム「flier book camp」
②学びのコミュニティ「flier book labo」
・音声コンテンツ
さまざまな領域で活躍するパーソナリティが、1つのテーマを軸にflierの要約の中から数冊をピックアップし、ご自身の経験や解釈、アイデアなどを語る音声コンテンツを配信しています。音声を聴くだけではなく、コメントを投稿してアウトプットをしながら学びを深めることも可能です。
・オンライン読書会
オンラインで書籍の学びを深める読書会を定期的に開催しています。同じテーマに関心を持つ参加者同士が集まり、自主的に企画・運営しています。さらにパーソナリティと選んだ著書や書籍をもとに共に議論を行なう読書会を月に1回開催しています。
③要約サービス「flier」
ビジネスパーソンがいま読むべき本を厳選して、1冊10分で読める要約としてお届けします。約2,900冊超の要約が読み放題です。
※講座内で取り扱う書籍の購入費は各自のご負担となります。
※2講座以降は、1講座につき11,000円(税込)が追加となります。
■参加方法■
・期間:2022年10月1日~2023年1月31日
・開催頻度:毎月1回×4ヶ月
・時間:2時間(平日19:00-21:00)
・形式:オンライン会議方式(※Zoom)
その他
・録画アーカイブあり
・講座参加者限定のグループへの招待
・開講期間の質問サポート
・お支払いタイミング:毎月1日
■お申し込み方法と開講までの流れ■
■開講までの流れ■
1. 【メール】お申し込み直後:「受付完了メール」が届きます。
こちらが届かない場合は、正しくお申し込みができていない可能性がありますので、ご確認をお願いいたします。
2.【メール】9月26日頃:flier book labo専用サイトへのご案内をお送りします。
3.【メール】10月1日頃:camp専用ルームへの招待メールをお送りします。
4.【オンラインイベント】オンボーディングMTG(キックオフの会)
10月5日(水)19:00~20:30
flier book laboへ新しくご登録いただいた方向けに、flier book laboの活用方法のご説明や、コミュニティメンバーとの交流をするオンボーディングMTG(キックオフの会)を行います。
5.講義日程・内容
DAY1:2022年10月25日(火) 19:00-21:00
DAY2:2022年11月22日(火) 19:00-21:00
DAY3:2022年12月20日(火) 19:00-21:00
DAY4:2023年1月17日(火) 19:00-21:00
■お申し込み期間■
2022年9月6日(火)〜2022年9月25日(日)
■flier book campとは■
flier book campは、本の学びを深めるオンライン講座です。
【flier book campの特徴】
1. 本という体系立てられた知をベースにした学び
2. 講師自ら実践しているプロセスをフレームワークとして提供
3. 4ヶ月という短期期間で集中して学び取る
4. 少人数の仲間と火を囲んで語るような場
【flier book campの講座MAP】
ビジネスに役立つ実践講座から、答えがない議論を楽しむ講座まで。
みなさんの興味関心に合わせていろんなエリアを渡り歩いてみてください。
https://labo.flierinc.com/camp
●高める山 ←本講座はココ!
仕事を高めたい方向けのエリア
●育てる森
思考力を伸ばしたい方向けのエリア
●深める沼
知を深めたい方向けのエリア
●創発の焚き火
世界を広げたい方向けのエリア
#flierbookcamp
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