コンテクストデザイナー 渡邉康太郎さんのflier book campの新しい講座が開講となります! 渡邉康太郎さんの前回の講座は「講師満足度5.0(満点)」と大変好評を博しています。

今回は新たに「表現」というテーマを扱います。本講座の目的は、私たちが囚われている「創作観」を捉え直すこと。

「創作は、クリエイターの特権で、自分とは関係ない」
「つくることは、今までにない新しいものを生み出すことで、自分には難しすぎる」
「オリジナリティ/個性を発揮しろと言われても、自分にはセンスがない」
このように思ったことはありませんか。私たちに亡霊のようにつきまうこれらの考え方は、すべて偏見に過ぎないと渡邉さんは言います。

講座では、4回の講義と課題制作を通じて「つくらない」からはじめる「つくる」行為について考えます。「つくる」と「つくらない」の間にはあなたが思っているほど大きな隔たりはないかもしれません。デザイナーやアーティストではない「非表現者」の方こそ一緒に「表現とは何か」「つくるとは何か」について見つめ直しましょう。


\ 申込期間:6/6~6/25 /


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※詳しくは下記「7.講座カリキュラム(詳細)」にてご確認ください
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DAY1:2023年7月11日(火) 19:00-21:00    オンラインor東京会場 から選択
DAY2:2023年8月8日(火) 19:00-21:00    オンライン
DAY3:2023年9月5日(火) 19:00-21:00    オンライン
DAY4:2023年10月3日(火) 19:00-21:00    オンラインor東京会場 から選択

※本講座は、すべてオンラインで実施しますが、DAY1とDAY4は公式オフライン会場(東京)をご用意しますので、オンライン・オフライン、いずれかでご参加いただけます。公式オフライン会場(東京)では、他の受講生や講師と直接対話できます。
詳細は後述の「受講形式」欄をご覧ください。
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■こんな方におすすめ
・「つくる」ことが気になるけど、苦手意識がある方
・「つくる」ことの楽しさを体感したい方
・ものの見方や考え方を変えたい方
・数字や忙しない日常に追われて、このままでいいのか不安な方
・自分の暮らしや仕事に創造性が全くないと思っている方​​

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\ 申込期間:6/6~6/25 /







 
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■講師より■

あなたは最近なにかをつくったり、表現したりしていますか? ちょっと自信がない、自分でやるのは恐れ多いという方もいるでしょうか。

つくる・表現する行為を、歌に喩えてみると、どうでしょう。誰もがプロの表現者=ソロシンガーにはならない/なれないかもしれない。でもただ楽しんで歌うことはできます。道端やカラオケで歌うとき、私たちはプロを目指したり、誰かに遠慮したりする必要はありません。同じように、あらゆるつくる・表現する行為も、もっと身近にあっていいものです。大人になるにつれ、わたしたちはその自然な楽しみを遠ざけてしまっているのかもしれません。

つくることを特別視する必要はありません。それは、誰しもに開かれています。さらには、つくることは、つくらないことからはじまる、なめらかなグラデーションでもあります。ともにつくるとつくらないのあわいを、楽しみましょう!

▽康太郎さんの講座への思いと前回の振り返り



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渡邉 康太郎(わたなべ    こうたろう)

Takram コンテクストデザイナー / 慶應義塾大学SFC特別招聘教授
使い手が作り手に、消費者が表現者に変化することを促す「コンテクストデザイン」に取り組む。サービス企画立案、企業ブランディング、UI/UXデザイン、企業研修など幅広いプロジェクトを牽引。J-WAVEのブランディングプロジェクトで、チームとともに新ステートメントの言語化とロゴデザインを行い、2020年度グッドデザイン賞を受賞。ほか、国内外で受賞や講演多数。著書に、『コンテクストデザイン』『ストーリー・ウィーヴィング』『デザイン・イノベーションの振り子』。

書籍『コンテクスト デザイン』 https://aoyamabc.jp/products/context-design 


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※全体の雰囲気、進捗、興味関心を踏まえて、内容は柔軟に変えていく可能性があります。

■campカリキュラム詳細■

【事前課題】自己紹介と「まねる」事例の収集
【1】自己紹介(1ページ)
- なぜこの講座を受講したか
-(任意)自分の手になる「表現」で紹介したいものがもしあれば
【2】「まねる」事例の収集(1ページ)
- 二つの作品を並べてください。左に先行作品A、右に影響を受けた作品Bを配置してください。作品BはAからどのような影響を受けたか(参照、引用、剽窃、サンプリング、オマージュ……?)を説明してください。参考画像(出典明記)と説明文を記載してください
- 作品といってもジャンルは問いません。商品やサービス、料理、音楽、概念、映画、ストリートアート、小説など好きなものを選んでください
【3】その分析・考察(1ページ)
- A, B間の影響の「おもしろさ」を自分なりに言葉にしてください


◆DAY1:テーマ
「オリジナリティは重要か?」

【アジェンダ】

- 表現にどれだけオリジナリティや新規性は重要なのでしょうか
- 研究、伝統芸能、音楽、批評、アートなど様々な分野における「まねる」行為を取り上げ、それが表現行為にどのように関係しているか・活かされているかを確認します。また、それによってオリジナリティや新規性の意味を再検討します

DAY2 事前課題
【1】「なぞる」(1ページ)
- 好きな作品をひとつ選び、「なぞって」みましょう。例えば心に残るツイート、学生時代に読み耽った小説の一節や、思い出の詩などを、写経するように書き写す。またはマンガのコマ、ゴッホの絵、ビジネスモデルの図や写真を描き写す、トレースする、コラージュで再現する……。迷う場合は、DAY1で取り上げた作品がおすすめです
- なぞる対象やなぞり方は問いません。何かを新たに作ろうとせず、ただ無心になぞってみてください

【2】それを通して感じこと(1ページ)
- 感想でも、感触でも、考察でもよいので、何らか感じたことを表現してください
- 表現方法は自由です。文字、ダイアグラム、イラスト、写真……?


◆DAY2:テーマ
「個人の作家性は重要か?」

【アジェンダ】

- 表現にどれだけ「個人の作家性」は重要なのでしょうか
- 様々な分野で、表現や創作行為が複数人で行われている事例や、一人/ひとつの”作家性”によらないプロセスの事例を取り上げます- そのなかで、他者の手になるものを統合すること・複数人/人格でだからこそ作れるものの価値を検討します


DAY3 事前課題
【1】「ひとりだけの展覧会」(1ページ)
- 自分なりのキーワードやテーマをひとつ定めてください。そのキーワードやテーマに沿う作品を複数選んでください。ただし、全作品が異なるメディウム/表現ジャンルに属するようにしてください(ウェブサイトと彫刻とラーメンと川柳、など)
- それをひとつの展覧会に見立て、タイトルを考えてください

【2】制作を通して感じこと(1ページ)
上記をやってみた感想をまとめてください


DAY3:テーマ
「”つくること”は重要か?」


【アジェンダ】
- ”つくること”は表現活動で、どれだけ重要なのでしょうか。より正確には、つくること”だけ”が大事なことなのでしょうか
- 表現活動の結果生じる影響や波紋、解釈や批評の力、発見されること・発見されないこと、つくることに対するつくらないこと、正統とそうでないもの……などを取り上げ、「つくる」ことと「つくらない」ことに関する視野を広げます

DAY4 事前課題
【1】「ひとりだけの展覧会+1」(2ページ)
-前回の展覧会は、世界観を完成させるために、なにかひとつだけ足りません。それはなんでしょうか。前回課題の展覧会(1ページ)に、ひとつ、自分の手になる何かを付け足して、完成させてください(1ページ)
-自身の表現は、習字、スマホ写真、俳句、イラスト、地図、できあいの小便器などなんでも大丈夫です
-表現のテクニックや上手・下手ではなく、展覧会のテーマに対する自分の思いが溢れているかが重要です。(他者の作品に+アルファしてもオッケイ)

【2】制作を通して感じこと(1ページ)
上記をやってみた感想をまとめてください


DAY4:テーマ
「ひとりだけの展覧会+1」


【アジェンダ】
- 参加者の課題発表を軸に実施します。またこれまでの講座を振り返り、最後は渡邉による全体総括を行います


■過去の講座の様子■
↓22年06期の最終課題の一部(写真や文章での表現、作品づくりなど自由な創造性を発揮)

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・全4回とは思えないぐらいに濃密で豊かな時間でした。康太郎さんのお話からも、受講者のみなさんの課題からも、自分で課題に取り組んだ時間からも、学びと気づきが本当に多かったです。ありがとうございました!

・講師の優しさと、研ぎ澄まされた感性を、身近に感じることのできる講座でした。こんな居心地の良い空間を作れる(しかもオンラインで)ことも学びでした。まだまだ私たちは楽しめる、と思いました。

・これまでの自分の学びにはなかったものをたくさん得られた「豊かな時間」でした。渡邉康太郎さんの考え方・話し方、知識、語彙、に毎回圧倒されながら、その言葉や感覚をできるだけ素直に受け取り楽しもうとしていました。実務的な学びとは違う、自分自身の思考と感情の往復を味わいながらの課題作成は毎回苦しみながらも楽しい時間でした。

・康太郎さんが丁寧に作ってくださった講義とパートと、みんなが楽しくフワフワできる対話パート。どちらも最高で、それを支える康太郎さんの場づくりに感動してました。

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イメージ:渡邉康太郎さんの前回講座の様子

\ 申込期間:6/6~6/25/

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・参加形式:
    DAY1: <オンライン>or<東京会場>から選択
    DAY2・DAY3:<オンライン>のみでの実施
    DAY4: <オンライン>or<東京会場>から選択
    <オンライン>zoomを使用
    <東京会場>   
東京都渋谷区神宮前5-7-4穏田今泉ビル3F  
                                Takram Japan株式会社オフィス
・参加方法:DAY1前にご希望をアンケートにて承ります。ご希望に合わせてご参加いただけます。リアル会場にて参加の場合でもzoomへの接続が必要です。


\ 申込期間:6/6~6/25/

■お申し込み方法と開講までの流れ

1. 7月1日に開講までの流れをメールにてご案内いたします。
2. オンボーディングMTG(キックオフの会)   
 7月6日(木)19:00 - 20:30

flier book laboへ新しくご登録いただいた方向けに、flier book laboの活用方法のご説明や、コミュニティメンバーとの交流をするオンボーディングMTG(キックオフの会)を行います。

3.講義日程・内容
DAY1:2023年7月11日(火) 19:00-21:00
DAY2:2023年8月8日(火) 19:00-21:00
DAY3:2023年9月5日(火) 19:00-21:00
DAY4:2023年10月3日(火) 19:00-21:00

■お申込み期間■

2023年6月6日(火)〜2023年6月25日(日)


■flier book campとは■

flier book campは、本の学びを深めるオンライン講座です。

【flier book campの特徴】
1. 本という体系立てられた知をベースにした学び
2. 講師自ら実践しているプロセスをフレームワークとして提供
3. 4ヶ月という短期期間で集中して学び取る
4. 少人数の仲間と火を囲んで語るような場

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■flier book campの講座MAP
ビジネスに役立つ実践講座から、答えがない議論を楽しむ講座まで。
みなさんの興味関心に合わせていろんなエリアを渡り歩いてみてください。
https://labo.flierinc.com/camp
 
●高める山
仕事を高めたい方向けのエリア

●育てる森   
思考力を伸ばしたい方向けのエリア

●深める沼
知を深めたい方向けのエリア

●創発の焚き火    ←本講座はこちら
世界を広げたい方向けのエリア
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本講座に関するお問い合わせはこちら
booklabosupport@flierinc.com

よくあるご質問 はこちら
https://tayori.com/faq/f21f63e7c45de886eb4801b7e930d89b86ab4dcf/ 

▼1冊10分で読める本の要約サイト flier (フライヤー)
https://www.flierinc.com
▼オンライン読書コミュニティ flier book labo
https://labo.flierinc.com/about
▼本の学びを深める講座 flier book camp
https://labo.flierinc.com/camp
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