オカです!
読書沼1期に受講生として参加していましたが、先日最終課題まで修了しました🙌
読書沼camp↓
こちらのcamp、3-4人でテーマ本についてイシューを立てて、インターバル期間中に音声収録をするのが特徴。(読書沼と呼んだり、超相対性理論ごっこと呼んだり...)
いろんな方から「どんな感じか、収録聞きたい」という声を頂きまして、メンバーの方もいいよということで、私がいたチームの収録を公開することにしました〜〜。
面白い対話がいっぱい出来たので、ご興味ある方は是非お聞きくださーい。
DAY1
テーマ本:『自分の頭で考える読書』(著:荒木博行)
イシュー:「本当に百聞は一見にしかずなのか」
メンバー:みづゐさん、teruさん、オカ
荒木さんからのFB(ふんわりした記憶):一見、このイシューは「場合による」という普通の結論になりそうだったけど、適切な投げかけと、議論外からの情報など、話がしっかり展開していったのがGOOD。
オカ感想:初対面3人でしたが、みづゐさんの素朴でniceな問いかけとイシューに立ち戻るハンドリング、teruさんの本質を突いた理論で、めちゃ気づきが多かった!「自分の頭で考える読書」とは何か?までもが分かってしまった!感動したので、話したことを忘れたくなくてイラストにもまとめました^^
対話のコツ:今思えば、DAY2以降「懐刀」と呼ばれる「話を広げる」ための準備をteruさんがやってた...!DAY4の最後まで重要だけど難しいと言われていた「イシューの重し」をみづゐさんがやっていた!だから話が展開するし、ずっと体重が乗った対話になっていたのか。
良い沼:答えが出ず思考が深まっていき、ずぶずぶ沈むこと。
悪い沼:これは沼だから答えが出ないよね、と思考停止すること。
結構良い話してるのに、荒木さんから「伊集院ミサト」というあだ名を付けられる😓
DAY2
テーマ本:『読書について』(著:ショーペンハウアー)
イシュー:「なぜ『読書について』は読み継がれているのか」
メンバー:しんちゃん、COTAさん、オカ、マリーさん(欠席)
荒木さんからのFB(ふんわりした記憶):それぞれの「懐刀」がどんどん繰り出されて、視点を遠くに飛ばしながら展開できていたので、ハイクオリティな議論になっていた。
オカ感想:しんちゃんの「ショーペンハウアーに物申したい!(?)」という懐疑からスタートしたイシュー。同じ派の私と、穏やか派のCOTAさんとマリーさんでバランス良くいろんな視点から考えることができた!無事腹落ちしたので最後はショーペンハウアーさんに「おみそれしました、ごめんね」ってなった笑
スキル面では、DAY1を踏まえて、具体と抽象の行き来、展開のさせ方などの構成が肝なのではと思っていたので、他のチームの収録を聴いて構成を可視化するという「キモい図」を作りました。ガチすぎて引かれるかなと思ったけどみんなは「全然キモくないよ!」と言って一緒に対話の構造について話せたのが嬉しかった。
それによって、対話や話を展開するパス回しの意識が揃っていた感じがある!
↓対話の展開を可視化して分析した「キモい図」(①具体と抽象の往復をする ②話の転換点を逃さない ③小イシューの設計 の3点を抑えられると対話が広がって進んで着地できると思う)
対話のコツ:DAY3の授業で出てくる「異世界へのアクセスキー」は、「キモい図」でいうところの「展開」。良いアクセスキーは、具体が広がった後、抽象レベルでイシューに繋がる(というか繋げないと収集つかないのでここを見張る)。我々のチームの収録はCOTAさんがアクセスキーで扉を開いてくれた!
DAY3:
テーマ書籍『君たちはどう生きるか』(著:吉野源三郎)
イシュー:「大人の我々はなぜ学ぶのか」
メンバー:カフカさん、むっちーさん、なかぴーさん、オカ
荒木さんからのFB(ふんわりした記憶):イシューの背景語りがGOOD。対話の中で出てきた「いつ学ばなくなるのか」という問いも絶妙だった。そもそもの「学び」とは何か、ということも聞いてみたい。
オカ感想:個人的な思い入れが強い本とイシューで、かなり苦戦した回。この本は私が小学生の時に読んで、当時「なぜ学ぶのか」という問いを考え、それを人生の指針にしてきたという背景があった。(ちなみに、当時出した答えは「良い(価値のある)人間になるため」。なので私の将来の夢はずっと「良い人間になりたい」だった)
20年越しでこの本に向きあった私は、同じイシューを考え、大人ならではの視点で新しい答えに上書きしたいという思いがあったけど、「オカが答えを出す」という構造は良くなかったのでボツに...。話しやすいイシューにちょっと調整して、無事収録完成。
(しかし、この苦しみがDAY4の伏線になっていた...!)
対話のコツ:苦労した点は、一人ずつ意見を言うスタイルだと時間がかかるという点。他のチームでも言われていたけど「各々の意見(具体)→まとめる(抽象)」は、構成として悪手。アスリートのカフカさん、弁護士のなかぴーさん、サッカーの運営のむっちーさんとタイプが多様なみなさんだったからこそしっかり各々の思考を聞きたかったけど、時間が足りない…!(リスナーにとってはアイドリング時間が長くなる)ので、打ち合わせで各々のことを知る時間をとって、収録では誰かの発言に乗っかる形で展開していくことに。最終的にそれでうまくいった感!
(荒木さんからのFBの「学びとは」も、実は打ち合わせで話していて本編には時間がなくて話さなかったので、我々の議論の筋は悪くなかったのでは、と)
私の反省としては、もっとリベロ(拾う係)をすればよかった...!
またまた荒木さんとvoicy収録(プレミアム放送)。
この沼でやっている「対話」って「良質なブレスト」と一緒では?と言う気づきを共有しました。
ただ広げるのではなく、みんなで「良い広げ方」をしながら、ゴールを目指す。
そのためにはゴール設定も上手くできないといけないし、対話に必要なスキルはミーティングや企画のスキルに繋がる!
DAY4:
テーマ書籍『教養の書』(著:戸田山和久)
イシュー:「子どもからの"なぜ勉強するの?"にどう答える?」
メンバー:桃さん、terruさん、オカ、NORIさん(欠席)
荒木さんからのFB(ふんわりした記憶):イシューが全てだった。問題意識があって自分達が話したいイシューになっていたから終始ブレなかった。その中で途中で何回か転調したことで、いろんな視点から考えることができていた。
オカの感想:一番穏やかな収録だった。荒木さんからのFB通り、考えたいイシューだったので、変に気負わなくてもどんどん話が広がる。桃さんのバックグラウンドにも密接で、一般論にならずにのめり込んで聞けたし話せた。teruさんのフラットで異世界へのつなぎ込みも面白くて。
これがイシューに重しが乗っているということか。
そして、ただイシューが良かったというだけの話でなく、DAY3までの対話で皆と一緒にめちゃめちゃ思考投入していたから、自分の考えや「**ってなんだろう」というアンテナがすごく立っていたんだと気づいた。それらの熟成を経てDAY4で全て繋がって伏線回収されたような爽快感。最高の読書体験!
対話のコツ:DAY3までは、イシューや対話のスキルに意識がいっていたが、DAY4で実感できたのは「思考の深さ」が何より対話を面白くするということ。「深い意見を持っている」に限らず「悩むために深いところまで潜っていた」もそう。DAY3までにモヤモヤ、じわじわ、ふむふむ、ほうほうと考えてきたことをDAY4で大テーマとして改めて向き合ったことで、自分の脳が全開放された感覚になった。いろんなことが繋がってきて、終始おもしろい!そうかこれが「考える」ということか!(あ、campのタイトルも回収されてる笑 すご。)
おまけ:
①チューターのまきさんが沼campの「つぶやき」をまとめてくれてます!(まきさん神!!)
受講生のみんなの大変&楽しそな雰囲気が伝わってきて、ニヤニヤしちゃう。
②camp終了後、カフカさんと一緒にtwtterスペースで座談会しました!後半はるいちゃんも登場!(スレッドのコメントも盛り上がっている😆)
③2期生の募集のため「book cafe」の本編にも登場しています!(プレミアムではないので、誰でも視聴可😊)
2期の〆切は1月29日(日)です。気になっているかたは要チェック!