みなさま新年明けましておめでとうございます。

このブログをご覧になられているあなた、どんな
お正月をお過ごしですか?僕は大晦日に、映画館で
嵐の二宮くんと北川景子さんが夫婦役の「ラーゲリ
より愛を込めて」を観てきました。

ネタバレになるので細部は割愛しますが、大東亜
戦争で敗れた日本が旧満州国でソ連から攻撃を受け
そこにいた日本兵などが、シベリアに俘虜として
収容所(ロシア語で「ラーゲリ」)に送り込まれ、
最長で11年間強制労働に従事させられるという実話
(1945〜56)をもとにした映画です。

この中でニノが演じた山本という人物(満鉄職員)は、いつ帰国できるかもわからない絶望の中希望を持ち続け、
空襲で配偶者や子供を亡くし、自分は生きる意味を
見失った、と自暴自棄になった仲間を励ます、

あるいは極寒のシベリアで満足な食事も与えられず
飢えもあり多くの命が絶たれていく日々を、文学や
野球などで元気になれる、笑顔を持ち続けられる
機会を作ります。

時には監視のソ連兵たちに袋叩きにされながらも、
少しでも人間らしい生活ができるように訴え続ける
ことも厭いません。

ある日、山本は病魔に倒れますが、ラーゲリ内の
他の俘虜たちはたとえ彼が帰国前に命を落とす
ことがあったとしても、彼を応援し日本に待つ妻子
のために「あること」を企てる、という内容です。

内容は、これ以上明かすとかなり核心的なネタバレ
になるので言いませんが、本当に山本という人物が
周りのために自分を犠牲にしながらも尽くし、
励まし、時には延命のため、早期帰国のため彼を
裏切った人まで許したということが、周りを動かし
たんだなってつくづく感じ入りました。

彼ほどの人物には僕はなれないかもしれませんが、
今年は、まずこれまでやってきたこと、目の前の
ことに全集中しつつ、一方では新しい何かで、多くの人に喜んでもらえる試みをします。

前者は、既存のクライアントへの仕事の質を高め、
より良い成果を出していただくと言うこと。
今月ラストの浅田すぐるさんcamp「『早く読めて、
忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書力養成
講座』」を活かして、インプットした本などの
知識をうまく脳内で整理し、いつでも必要に応じ
それを取り出して、クライアントの課題解決の
ためになるような提案がここからも出せるように
したい。

後者は、四月に会社が4期目に入るタイミングも
あり、弊社を理解していただくためのミッション・
ビジョンを見直し、志を同じくする人を集め、より
多くの方に喜んでもらえる事業を進めていきます。

具体的には、個人向けのサービスの開始が一つ挙げ
られますし、ちょっとビジネスらしさは引っ込めた
森春樹ならではの勉強会を開催します。

他にも3つ4つ、やりたいことはあります。
マウント取り合いとかなしの「社会人のための
読書会」をリアル・オンラインのハイブリッドで
できる場の提供をサブスク方式で行う、など温めて
いるアイディアはいくつかあります。

終わりになりますが、今年一年も皆様が健康で充実
した日々を送られますことを心より祈念して、
新年のご挨拶といたします。